令和6年8月8日(木曜日)午後4時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生したことを受け、気象庁より南海トラフ地震関連解説情報(第3号)の発表がありましたのでお知らせします。
発表内容については、以下の通りです。
8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1(モーメントマグニ チュード7.0)の地震が発生しました。この地震の震源付近では、その後も地震活動は活発な状態が続いています。
8日16時から本日(11日)12時までに南海トラフ地震の想定震源域(8月8日の地震の震源域周辺を含む)で発生した震度1以上を観測した地震の回数(速報値)は次の通りです。
8日16時から本日(11日)12時までに南海トラフ地震の想定震源域で発生した震度1 以上を観測した地震の回数(速報値)は次の通りです。
8日16時から24時まで 8回(震度6弱:1回、震度2:2回、震度1:5回)
9日00時から24時まで8回(震度3:1回、震度2:2回、震度1:5回)
10日00時から24時まで2回(震度2:1回、震度1:1回)
11日00時から12時まで1回(震度3:1回)
※高森町については、11日午前7時42分ごろに震度2を1回観測。
また、ひずみ観測点では、マグニチュード7.1の地震に伴うステップ状の変化が観測されていますが、地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていません。紀伊半島の深部低周波地震(微動)活動に伴う変化が付近のひずみ計等で観測されていますが、これまでにも繰り返しみられている現象です。
このように、8日の地震の発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていません。
今後も、「南海トラフ地震関連解説情報」で地殻活動の状況等を発表します。次回の情報発表は、12日15時30分頃を予定しています。 なお、新たな変化を観測した場合には随時発表します。
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