この度は、高森町長草村大成が起こした列車との接触事故により、多くの方々にご心配とご迷惑をおかけしました。
つきましては、経緯を説明するとともに、事実について報告します。
[事故概要]
令和5年11月9日午後9時45分ごろ、町長は家族宅へ向かう途中、熊本市北区龍田陣内にあるJR豊肥線の宮の前踏切で、肥後大津発熊本行きの普通列車と接触事故を起こしました。
[当時の状況]
前方の車が踏切を渡ったところで停車。停車後すぐに発車すると考え、横断するため踏切内に進入。しかし、前方の車が停車のままであったため後方へ移動しようとしたところ遮断機が下りており、前後方とも移動が不可となりました。そこで身の危険を感じ、降車したところに間もなく列車が通過。その際に自家用車の右前部と列車の左前部が接触し事故が発生しました。
[被害状況]
今回の事故は警察の実況見分により物損事故として処理されました。その損害については、列車の右前部の破損、自家用車の破損、列車修繕による運転見合わせに伴い影響のあった乗客様の乗車賃等が発生しますが、幸いなことに乗客乗員41人にケガはありませんでした。
[町長が行った事故後の対応]
① 警察による実況見分に立ち会い、事実の伝達
② 総務課長へ報告(その後、総務課長は現場へ急行)
③ 警察署での事情聴取等への対応
④ JR九州様への電話による謝罪
⑤ 高森町議会議長へ報告
⑥ 交通事故速報の提出(職員の交通事故等に係る事務処理要領に則る)
以上のことを即座に実施し、処分を待つことになりました。
[事故による処分の内容]
今回の事故は、警察の実況見分・事情聴取等により物損事故として処理され、道路交通法違反がなく行政処分は発生しませんでした。しかしながら、JR九州様並びに乗客乗員、遅延により影響を受けた方々がいることを真摯に受け止め、誠心誠意尽くすことを草村町長は公表しています。
[未公表だった理由]
〇 公務中の公用車での事故ではなかった
〇 幸いなことに人的被害がなかった
〇 警察による実況見分により物損事故として処理された
〇 道路交通法等に抵触していない(行政処分なし)
〇 損害補償等が決定していなかった
上記の理由により公表しておりませんでしたが、未公表だったことに対する疑義が報じられております。これについて草村町長は、速やかに公表すべきだったと反省していると発言しています。
以上が、今回の事故の経緯と詳細についての報告となります。