人・農地プランの実質化に係る工程表等の公表について(2021見直し版)

最終更新日 2021年02月24日

人・農地プランとは

 人・農地プランとは、農業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など、農業が厳しい状況に直面している中で、地域の持続可能な力強い農業を実現するための「未来の設計図」となるもので、5年後、10年後までに、誰がどのように農地を使って農業を進めていくのかを、農業者が話合いに基づき、地域農業における中心経営体、地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村により公表するもので、平成24年に開始されています。

 平成29年度末現在、1,587市町村において、15,023の区域で作成されています。

 高森町では現在7プランが作成されています。

人・農地プランの実質化とは?(その1)

 各集落の人・農地プランは、当初作成年月から5年以上が経っていることから、プランの内容と集落の状況にマッチしていない状況が生じています。
 このため、人・農地プランを真に地域の話し合いに基づくものにする観点から、アンケートの実施、アンケート調査や話合いを通じて地図による現況把握を行った上で、中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を作成することにより、人・農地プランの実質化を実施することとなります。

農林水産省のページはここ

人・農地プランの実質化とは?(その2)

 次の1から3までの地域の話合いのプロセスを?つ?つステップを踏んで作成された人・農地プランを「実質化された人・農地プラン」とします。

1.アンケートの実施

 対象地区の相当部分について、おおむね5年から10年後の農地利用に関するアンケート調査を行います。

2.状況把握

 対象地区において、アンケート調査や話合いを通じて、農業者の年齢階層別の就農や後継者の状況を地図により把握します。

3.今後地域の中心となる経営体(中心経営体)への農地の集約化に関する将来方針の作成

 対象地区を原則として集落ごとに細分化し、5年から10年後に農地利用を担う中心経営体に関する方針を決めます。

「人・農地プランの実質化」の取組の流れ

 「人・農地プランの実質化」の取組の流れについては、次のスケジュールにそって進めます。

(1)令和元年9月下旬までに、本村の31地区の人・農地プランが「実質化されている」と「実質化されていない」に分け、「実質化されていない」場合は、工程表作成し、町ホームページ等で公表することとなっています。

(2)令和元年10月から令和3年3月末日まで

  ア.全部の農家を対象にしアンケートを実施

  イ.アンケート結果を基に地図を作成

  ウ.地図を基に地域ごとに話合いを実施

  エ.話合いの結果の取りまとめ・公表

(3)令和3年4月からプランの実践(地域の話し合いで決めた方針の実行)

《スケジュール表》

スケジュール.jpg

人・農地プランの実質化スケジュール

人・農地プラン工程表の公表

 上記のスケジュールのとおり、「実質化されていない」地域の工程表を公表することとなっていますので、次のとおり公表いたします。

《工程表》

高森町/別紙3 工程表(2021見直し).pdf

すでに実質化されていると判断できる既存の人・農地プランの区域の公表

該当なし

新たな「人・農地プラン」の取組への国からの支援措置

 実質化された人・農地プランをつくると国の様々な支援が次のように受けられます。

国の支援措置

支援措置.jpg

集落ごとの説明会

 アンケート調査の結果による地図を作成し、集落の公民館、集会所で地図を用いて、人の問題(高齢化、担い手不足)や農地の問題(耕作放棄地、遊休農地)について、集落が将来(5年後、10年後)はどのようにして農地を維持・管理していくのかを話合い、実質化した人・農地プランを作成、実行しなくてはなりません。

 例えば、

 (1) 中心経営体(認定農業者、認定新規就農者、法人)への農地の集積化を図るのか。

 (2) それとも、集落外からの人材の受入(新規参入者の受入)を推進し、農地の集約化を図るのか。

 などを話し合います。

参考資料

人・農地プランの具体的な進め方について.pdf

人・農地プラン新様式(案).pdf

問い合わせ先

〒869-1602

熊本県阿蘇郡高森町高森2168番地

高森町役場 農林政策課 農地係

電話:0967-62-1111

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