先日、戸田東小・中学校の公開授業に参加しました。小中の全学級が授業を公開され、小学生も中学生も授業に取り組む姿がとても意欲的でした。個別最適な学びを深めるために、1学級40人ほどの児童生徒は、全員が課題解決のためにしっかりと学習を進めていました。参観者からの質問等に対しても児童生徒はしっかりと自分の考えを自分の言葉で伝えることができており、レベルの高さが感じられました。個別最適な学びを深めるために、学習の支えとなる「学習規律」の徹底がなされていました。今後高森町の教育を進めるにあたって大変参考になる授業参観でした。校舎は、外観の施設意匠が単純で雨漏りや経年に伴う施設劣化が起きにくい毎年のランニングを考慮した施設として建設されており、今後考えられる本町の施設計画の際においても十分参考にすべき施設計画でした。
最後に戸ヶ崎教育長のお話を聞く機会があり、異動者研修に力を入れておられること。(特に、市の教育施策(STEAM教育、PBL教育)についてのマインドセットに重点を置いた研修)教育委員会自体では課題解決に向け民間の活力を取り入れる「受援力」の強化に努め、教師も同様であり、自分に足りない部分については他社(者)からの援助や教えを積極的に受けるよう指導しておられることなど、多くのご示唆を得る機会となりました。