5月14日・15日の両日に渡り、全国町村教育長会 第66回定期総会並びに研究大会が東京銀座ブロッサムで開催されました。現在、全国の町村には925の教育委員会があります。総会の冒頭に「~教育行政をあずかる我々全国925名の町村教育長は、その責任の重大さに深く思いをいたし、教育の政治的中立性、継続性・安定性の確保に努め、教育の質の向上を図る。特に、町村の機動力ある特性を生かし、特色と活力ある教育行政を展開するため、全力を尽くすことを誓う。以上宣言する」という宣言文を採択しました。
記念講演では、マスコミ等でおなじみの東京大学特任教授茂木 健一郎氏の「人工知能時代に子どもたちが身につけるべき人間力、脳力」という話を聴きました。その中で、「人工知能は選ぶ価値観はない。スポーツは、判断と選択の連続である。」「脳と腸の相関から日本の学校給食は素晴らしい」「翻訳ではなく、英語で話すこと分かることの楽しみや喜びは大きい」「日本の教育に自信を持ち、魅力的な日本の良さを自覚して伸ばす」等の言葉が印象的でした。人工知能時代だからこそ、心の教育が求められること、自分らしく生きる子どもを育てることが重要だと感じました。